Cataract

白内障の治療・手術

目のかすみ・見えにくさに、「本当に今、手術が必要か」の見極めから。

正常な見え方のイメージ:公園の風景がはっきり見える
白内障の見え方のイメージ:全体が白くかすみ、光がにじんでまぶしい
正常 白内障の見え方

スライダーを左右に動かすと、見え方の違いを比べられます。※イメージであり、実際の見え方には個人差があります。

こんな症状はありませんか?
  • 「最近、視界全体に白い霧がかかったようにかすんで見える」
  • 「対向車のライトや西日が異常にまぶしく感じる」
  • 「眼鏡を作り直しても、視力がちっとも回復しない」
  • 「他院で白内障手術を勧められたが、本当に今すべきか迷っている」

白内障は、目の中でカメラのレンズの役割を果たす「水晶体」が、加齢とともに白く濁ってしまう病気です。放置すると視力低下が進行し、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

当院が最も大切にしていること
——「本当に今、手術が必要か」の的確な見極め

白内障が進行し、水晶体が明らかに真っ白に濁ってしまっているような場合は、速やかに手術を行うべき状態です。

水晶体の比較図解:左は透明な水晶体、右は白くにごった水晶体(白内障)
左:透明な水晶体 右:白くにごった水晶体(白内障)のイメージ

しかし実は、「本当に今、手術が必要かどうか」の判断は非常に難しく、眼科専門医としての確かな見極めが求められます。視力検査の数値だけでは、手術に最適なタイミングは判断できません。

当院は決して「手術ありき」ではありません。検査データだけでなく、「患者様ご自身が今、どれくらい見えにくさでお困りか」という自覚症状やライフスタイルを最重視し、「本当に今、手術をするべきタイミングなのか」を客観的かつ厳格に見極めることを第一としています。無駄な手術や早すぎる手術を無理にお勧めすることは決してありませんので、安心してご相談ください。

患者様の状態に応じた、3つの治療方針

1.【手術が難しい方・初期の進行予防】点眼薬による治療

お身体の事情で手術が難しい方や、まだ手術を急ぐ段階ではない方には、点眼薬による治療・管理を行います。

  • 対象:車椅子をご利用の方、寝たきりの方/認知症の症状がある方/初期段階の白内障で、日常生活にまだ大きな支障が出ていない方
ご家族の方へ(手術が難しい方への対応)
白内障の手術は局所麻酔で行うため、手術中は仰向けの状態で一定時間、じっと安静を保っていただく必要があります。そのため、車椅子や寝たきりの方、認知症の方にとっては、手術自体が極めて危険を伴う負担の大きいものになる場合があります。当院では患者様の安全を第一に考え、無理に手術を行うことはせず、点眼薬で進行を抑えながら目の状態をしっかりとサポート・管理していく方針をとっています。

2.【日帰り手術をご希望の方】信頼のおける専門医へのご紹介

的確な見極めの結果、本当に手術が必要なタイミングであり、「仕事が忙しくて休めない」「住み慣れた自宅から通って手術を終えたい」というご希望の患者様には、身体的負担の少ない日帰り手術をご案内しています。

  • 仕組み:日帰り白内障手術の実績が豊富で、当院が心から信頼のおける熟練の先生(連携医療機関)を責任をもってご紹介いたします。
  • メリット:短時間の手術で済み、その日のうちにご帰宅いただけます。
  • アフターケア:手術後の経過観察や定期健診などは、再び通い慣れた当院でしっかりとフォローいたしますのでご安心ください。

3.【入院・院長執刀をご希望の方】聖マリアンナ医科大学での手術と一貫ケア

「日帰りではなく、一泊して安全にゆっくり治したい」「術前の診察から手術の執刀、術後の管理まで、すべていつもの院長に診てほしい」というお声にしっかりとお応えします。当院の休診日を利用し、院長自身が「聖マリアンナ医科大学病院」にて白内障手術を直接執刀いたします。

  • 仕組み:ゆりがおか眼科で術前検査・診察を行い、聖マリアンナ医科大学病院の手術室にて院長が自ら手術を担当します。退院後も当院で院長がしっかりと経過を診察します。
  • メリット:大学病院の万全な設備のもとで手術を受けられるだけでなく、患者様の目の状態を一番よく知る院長が「術前診断・手術の見極め・手術・術後ケア」までを一貫して担当します。
  • こんな方に:手術に不安がある方、持病(糖尿病や高血圧など)があり全身管理の整った環境で安全に手術に臨みたい方、かかりつけ医である院長にすべてお任せしたい方。

日常生活の工夫(白内障を進行させないために)

  • 紫外線をブロック:紫外線は水晶体の濁りを進行させます。外出時はUVカット機能のあるサングラスや帽子を着用して目を守りましょう。
  • 生活習慣の改善:糖尿病などの全身疾患は、白内障の進行を早める原因になります。バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。
  • 定期的な眼科受診:50歳を過ぎたら、適切な手術のタイミングを見逃さない・早まらないためにも、年に1回は眼科で定期検診を受けることをおすすめします。

よくあるご質問

他院で白内障手術を勧められましたが、本当に必要か迷っています。
白内障の手術は「ご本人が見えにくさでどれくらい不便を感じているか」が最大の判断基準です。まだ十分に見えているのに急いで手術をする必要はありません。当院では「本当に今手術が必要か」を客観的に見極めますので、セカンドオピニオンとしてもぜひ一度お気軽にご相談ください。
家族が認知症で車椅子での生活なのですが、白内障の治療はどうなりますか?
手術中は一定時間仰向けで安静を保つ必要があるため、車椅子や寝たきりの方、認知症の方への手術はリスクが伴う場合があります。当院では患者様への負担と安全を第一に考え、そうしたケースでは無理に手術を行わず、点眼薬によって進行を抑える治療をご提案しています。まずはご家族と一緒にご来院いただき、ご様子を見ながら方針をご相談させてください。
聖マリアンナ医科大学病院での手術を希望する場合、どうすればよいですか?
まずは当院(ゆりがおか眼科)の診察にお越しください。目の状態を確認し、手術が必要と判断された場合、当院から聖マリアンナ医科大学病院へスムーズに予約と手配を行わせていただきます。術後のアフターケアもすべて通い慣れた当院でしっかりサポートいたします。

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